遺言書の必要性
我が家は財産とよべるものはほとんど無いし、兄弟仲がいいから心配いらないわ・・・と思っていると相続トラブル発生!なんて事があります。
<原因>
【家長の立場】親と同居している不動産があり、預貯金がほとんど無く、兄弟が複数いる場合
親の面倒をみているのだから自分が不動産を相続するのは当然だし、他の兄弟も理解してくれていると思い込んでいる→親が亡くなると兄弟は自分の相続分を主張してくる
【嫁の立場】子供がいない場合→義理の親や兄弟が相続分を主張してくる
【子供の立場】他に兄弟が存在する事が判明した場合→血が繋がっていても関わりを持ちたくない
【親の立場】息子名義の不動産に同居している場合→嫁が自分と子供の相続を主張してくる(全てが嫁と孫のものになり、家を出なければならなくなる)
当然相続人全員の同意(印鑑)が得られなければ遺産分割協議が成立しません。遺言書があれば解決できる問題が多くあります。但し、他の相続人の遺留分を侵すような遺言書にならないように注意が必要です。
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