複雑な相続手続き
父が亡くなり、同居している長男のAさんから相談がありました。相談の内容は、相続の話はまとまっているが、弟(三男)はすでに亡くなっており、その子供3人が代襲相続人になるが、一人はダウン症(Bさん)、一人は成年(Cさん)、一人は未成年(Dさん)であることがわかりました。
Bさんには、成年後見人が必要であり、Dさんには代理人が必要で、相続の手続きをすすめていくには、それぞれの手続きが必要となりました。
それらの手続きが終わり次第、遺産分割協議書を完成させ、金融機関、不動産の手続きを順次進めていきました。
相続の手続きを進めていくのにさらに必要となる手続きがあるケースがあり、今回は、全ての相続の手続きが完了するのに、約2年もかかりました。
どういう手続きを行わなければならないか、専門家に相談されることを勧めます。
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